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光寿会について

ごあいさつ

社会福祉法人光寿会 理事長 太田宣承
昭和53年4月、湯本温泉の街中で社会福祉法人光寿会の歴史は始まり、それから40年以上の間、雪深さで培われてきたこの地の人情味に支えられ続いて参りました。
『光寿苑を〝生きる意味を発見しあえる道場〟としたい』
という初代からの理念を受け継ぎ、人が人として大切にされ、公平に生き、やがて息を引きとっていくその瞬間に立ち会い、またその先に往かれた尊い方々から教わった心と関わりを携え、日々のケアに勤しんでおります。

お一人おひとりの人生に関わり、お年寄りが主役であるこの場所で、その方々が誇りをもって尊んで人生をお過ごし成れるよう『支え(ケア)』になることこそ私たちの役目と存じ、これまで歩んで参りました。
この支えは、お年寄りが職員に対して『あんたが頼りだよ…』って思って頂くことから始まり、それに対して少しでもお役に立ちたいと願う職員の心が相まって成り立つものです。

この『生きる意味を発見しあえる道場=互いが尊びあえる場所』という絶対理念を護っていくためには、やはり人がいなくては成し得ません。
どうか、ご一緒に歩んでくださるお仲間として、光寿会の一員になって頂けませんか。
お年寄りと職員が、お互いが尊びあえる場所づくりを目指して、進んで参りましょう。

基本理念


『生きる意味』を発見し合える道場にしよう』
寝たきりに近い状態で、一生を苑生活で閉じようとしている方が多いわけで、その方々との共同生活の中で、寝たきりであっても「生きる意味」に何の遜色も無いことを発見すべきである。それは、「職員からお年寄りへの愛」というだけの人間関係ではなく、お年寄りから職員への心づかい、愛などによって、初めて福祉職員として働いていられることを忘れないことである。
お世話する者とされる者という関係ではなく、むしろお年寄りに何かを学ぶという職員、そういう関係でありたい。

光寿会職員心得*2022*

精神面   『僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる』
ポジティブな意識で進んでいく事は、多くの場面でもよりよい効果をもたらすものです。
ネガティブが過ぎると負のスパイラルに陥る事も多々あります。しかし、前ばかり見て歩んできた道を振り返り確認しないとなると、自分はこの先どこへ向かうのか?と見失う事にも成り兼ねません。
自分たちの関わりがどうであったか?それによりどのような効果(お年寄りやご家族の反応と変化、職員の変化等)があったか? 皆で振り返ります。

① 自分がされて嫌なことはしません、させません。
自分が『不快に思う事、嫌がる事』を相手にしない!という意識で常に見直してみましょう。その上で、相手にとって本当に嫌な事は何なのか、遠慮していないだろうか等、しっかり確認しましょう。

② 誰がいてもいなくても、裏表のない言葉づかいや表情で接します。
相手を敬う心は自分自身を尊ぶ心であり、それは言葉や表情に現れます。相手の立場を想像し敬う関わり方はいずれ自分に返ってきます。「自利利他」の精神でお互いが尊びあう関係を目指しましょう。

③ コロナ禍にあってもその人の大切なものを最期まで大切にします。
大切な人との面会や、大切な場所 (自宅等) に出向く事など、中々実現できない世情。この環境下でも、大切にしてきたものをよく理解し、どうすれば実現できるか?最後まで諦めず務めましょう。

④ 相手を〝よく知ろうとする〟姿勢で臨みます。
コミュニケーション不足とそれに伴う思い込みや先入観は負のスパイラルを引き起こします。エラーが起こった際にも対話と確認をして、相手 (お年寄りや職員等) をよく理解して関わりましょう。

⑤ 『あいさつの心得』 と 『3つの基本姿勢』 の意識で務めていきます。
当会が長く大切にしてきた表題の心得と基本姿勢は、自分たちの姿勢を振り返る上でも大切なものです。言葉・対応・接し方等、定期的に振り返りながら、よりよい環境づくりに努めましょう。
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